お仕事道具 2

引き続き、いつもの相棒たちを。

ふだんはほとんど万年筆を使っています。長く書き続けても疲れない、というのも理由のひとつですが、それよりも「書くこと自体が楽しくなるから!」が強いかもしれません。万年筆について俯瞰的に語れるほど詳しくはないですが、好きなの!という思いを込めて、日ごろの仲間たちを紹介させていただきますね。

万年筆デビューは、1000円のPILOTさんのこども用万年筆、KAKUNOからでした。この「食いしん坊なペン先」と目が合ってしまい、仲間意識を感じたのがきっかけです。(※首軸がインク色に染まってしまっていますが、本来は透明で、もっときれいです……!)本体カラーもいろいろありますが、インクが見えるのがかわいくて、透明にしました。瓶入りのインクを、コンバーターで吸い上げて使っています。 ペン先の太さもいろいろありますが、なにせこのお値段なのでいろいろな太さを試すことができ、用途によって使い分けられます。

いちばんよく使うのはこちら↓。PILOTさんのキャップレス万年筆です。ボールペンなどと同じようにノックでペン先が出るので、使いやすいです。ペン先が金ペンなので、書き味がやわらかく、長時間の筆記でも疲れにくい気がします。使いはじめるまでは、良さがわかってなかった一本でもありました。今メインで使っているのはこれです。
創作に使うシャープペンはこれ一択↓。実は雑誌の懸賞で当たったものなので、メーカーとかは詳しくわからないのですが、本体に富士ひのき、と書かれていて、木の部分が富士山のひのきを使ったものらしいです。ちょっと重みのある、とても手馴染みのよいシャープペン。芯はBを愛用しています。
今いちばんのお気に入りは、何年も見つめ続け、ついに手を出してしまった職人さんの手づくり↓。香川にあるHelicoさんというメーカーさんの、シュクルという万年筆です。カラフルな軸がとってもかわいいのです……!(twitterやIGに素敵なお写真ありますよ~)
2作目を書かせていただいた記念に、と思い。秒でなくなる激戦の通販合戦を勝ち抜いた、勝利の一本です。

シュクルとは、フランス語でお砂糖のこと。しかもこれは、白と半透明なところが、まるでアロエヨーグルトかナタデココかと言わんばかりの、おいしそうなお姿ではありませんか?一目惚れでした。
軸のデザインには個々にお名前がついていて、この子はsnowwhiteと言うのだそうです。(もちろん白雪姫のことですが、snow=雪ってことは、冬森の冬と親近感!と、勝手にこじつけてヲタクのテンションは上がるのです)
ふだんはあまり使わない、大切な万年筆がこちら。PELICANさんのM605。書籍を出版していただけると決まったときに、両親から贈られたものです。
そのとき父はもう空の上だったのですが、母が父の思いも代筆してくれ、二人からの手紙と一緒に、いただきました。
PELICANさんのロゴ、親ペリカンと子ペリカンが描かれているのですよ……。
大切なお手紙や書類を書くときなどに使っています。

ああ、楽しかった……お付き合いありがとうございました。

次回はインクのお話をしますね~

0コメント

  • 1000 / 1000