文庫になります

あっというまの5月、いかがお過ごしでしょうか?

連休が明けてすこしする頃、『うしろむき夕食店』の文庫が、書店さんに並びます。

単行本をお求めくださったみなさま、読んでくださったみなさま、ありがとうございました。出会ってくださった方々、応援してくださったみなさまのおかげで、この一冊が、さらに多くのみなさまのもとに旅立ちます。ありがとうございます。

単行本と同じく、イナコさんのすてきな装画に彩っていただきますが、bookwallさんのデザインの魔法で、雰囲気がすこし違って、また一段とすてきになりました!

個人的に好きな表紙のポイントがいくつかあるのですが、まずはたちのぼる香りや、ビールの泡のような、すてきなあしらい。

そして「夕食店」の部分の、ちょっとレトロな、看板みたいな雰囲気のある書体。よく見ていただくと、とっっってもかわいいのです……!「む」の一筆書き感も好き。

編集さんが書いてくださったすてきな帯コピーには、ちょっと涙ぐみそうになります。

うわ~、なんてすてきなんだろう!と、わくわくいたしました。

目次もまた素敵なのですよ~。

よろしければ、お近くの書店さん等で、お手に取ってご覧いただけましたらうれしいです!


今回も、サイン本と、色紙を描かせていただきました。

色紙は「泡」と「シュワッとした感じ」を描きたくて、あれこれ試行錯誤するのも楽しかったです。もしどこかで出逢えたら、ぜひご覧いただけましたらうれしいです。

サイン本を作らせていただくのに、ポプラ社さんに伺いました。その後、これまでずっと担当してくださっている編集さんが、ご自身にとってのうしろむき夕食店に連れて行ってくださいました。おいしいお酒とお料理はもちろん、そのお気持とお気遣いが、しみじみとうれしかったのでした。


関わってくださるすべての方と、この一冊とご縁のあるすべての方に、心からの感謝をこめて。

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