ごはん日記

冷え込む朝でしたね。
今日から、寒露なのですって。いかにも、という一日です。
東北育ちの私には、このくらいの気温はなつかしい空気感でもあります。が、心とは裏腹に体はすっかり寒がりになっているので、あたたかいごはんをつくりました。
鮭の炊き込みごはんです。

「はらこめし」といいます。
宮城の郷土料理で、秋になると何度か我が家の食卓にのぼります。
このためにいくらを数日前から漬け込みます。わくわくの醸される時間。ごはんは鮭の皮でとったおだしと醤油と日本酒で炊き、鮭は炊き上がってから混ぜるのが、母に教わったつくり方です。
私は秋鮭切り身も一緒に放り込んで炊いてしまうことも多いですが、今日は、母のやり方にしてみました。

秋に我が家を訪れる方には、かならず召し上がっていただく一品です。
お写真ですが、どうぞめしあがれ。

じつは「鮭の親子丼」として、『縁結びカツサンド』1話にも登場しています。よろしければ探してみてくださいね。

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